Buck chair. JH-517
雄鹿のような迫力のあるフォルムの肘掛
1951年にHans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)によりデザインされ、Johannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)により製造がされていました。樹種はチーク材、オーク材、アームがチーク材・脚部がオーク材が存在します。
GE-260と非常に似たデザインではありますがGETAMA社が量産を目指したのに比べ、Johannes Hansenはより職人による手作業が多くクオリティの高さを感じる作品です。特にアームの迫力のあるフォルムはさすがJohannes Hansenと思える美しさを感じます。
「Buck」には「雄鹿」と「わん曲した」という意味がありますが、アーム部分の緩やかなカーブと、雄鹿のような迫力のあるフォルムからどちらの意味にも当てはまるチェアです。
アーム部分のフォルムには大きくカーブをしているデザインとストレートに近いデザインが存在します。ストレートタイプではJohannes Hansenの刻印が、カーブのモデルはJohannes Hansenのプレートが付いておりましたことから、初期のストレートのモデルからデザインの変更が行われたようです。
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