Peters table.CH410 & Chair.CH411
Designer : Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)
Manufact : FDB(エフディビー)
Year : 1944
Material : beech
Size : W720×450×H460 (mm)
1944 年に Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー) によりデザインされ、 FDB(エフディビー) により製造をされました。 beech のモデルが製造されていました。Fredericia(フレデリシア)、Johannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)、GETAMA(ゲタマ)でも製造がされており、現在ではCarl Hansen & Son(カールハンセン&サン)より製造が続けれらています。
ペーターズチェアはモーエンセンの息子ペーターの為にデザインされました。モーエンセン の息子のペーターの名付け親であるウェグナーは洗礼の贈り物を必要としていましたが、戦時中の為、オーフスのショップで良い贈り物を見つけることはできませんでした。そこでウェグナーはプレゼントにチェアを製作することにしたのです。
椅子は4つのパーツから構成されていて、接着剤やビスを使わずに子供でも簡単に組み立てができるようなシンプルな構造となっています。
子供が使用することを考慮して角が丸くなっていて、無塗装で仕上げられています。このデザインはモーエンセンも気に入り、FDBのカタログに加えられることになりました。
初期はFDB(エフディビー) により製造をされましたが、様々なメーカーにて製造がされていました。詳しい経緯はわかりませんがウェグナーがFredericia(フレデリシア)、GETAMA(ゲタマ)、Johannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)、Carl Hansen & Son(カールハンセン&サン)の順で製造が移ったように思われます。GETAMA製は接合部が一部異なっていたり、Johannes Hansen製は無塗装ではなくラッカー塗装であるなど微妙な違いがあります。
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