[年代比較] Nesting Tables. AT-40
1952年にHans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)によりデザインされ、Andreas Tuck(アンドレアス・タック)により製造をされた「ネストテーブルAT-40」ですが、天板が無垢材のタイプ(チーク材またはオーク材)と突板のタイプ(天板チーク材、脚部オーク材)が存在します。デザインとして大きく変化した点はありませんが、無垢材のタイプのほうが天板に丸みがあり、優しい印象を受けます。また無垢材の方がメンテナンスがしやすいという利点はあります。
(左)無垢材タイプ (右)突板タイプ
1959年のカタログにはチーク材とオーク材のコンビの突板モデルのみの表記、1960年代後半のカタログにはチーク材またはオーク材の無垢材モデルのみ表記がされております。以上のことから1952年~1959年頃までにはチーク材とオーク材のコンビの突板モデルが、1959年以降に無垢材のタイプがつくられたと言えるでしょう。
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