Sofa. GE-236

無垢材を使用したダイナミックな構成のソファ

Designer : Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)

Manufact : GETAMA(ゲタマ)

Year : 1954

Material :afromosia  teak・oak

Size : W2100×D780×H790 (mm)

1954 年に Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー) によりデザインされ、 GETAMA(ゲタマ) により afromosia teak・oak のモデルが製造されていました。現在でもGETAMAより製造が続けられております。3シーター(W210㎝)と4シーター(W273㎝)のサイズが存在しました。現行品では2シーター(W149㎝)のサイズも製造がされています。GE235というモデルも存在し3シーター(W182㎝)が4シーター(W240㎝)とGE236に比べてやや小ぶりなサイズ感です。GE235はGE236に比べ奥行や高さも1㎝小さく作られています。ヴィンテージ品がW210xD78xH79cmのサイズに対し、現行品はW211xD82xH78cmと奥行が広く作られているようです。現行品はGE290の違いなどと同様にクッションがスプリング仕様ではなく、ウレタン無垢、またはフェザーとなっています。樹種はオーク材のみです。


木部フレームはほぼすべて無垢材で構成をされており、W180㎝の長い部材を使用した背凭れは迫力を感じます。特に後ろ脚のフォルムが秀逸です。大胆なフォルムですが、背もたれや貫との連結が美しく「抜け」を感じるため軽やかな印象をうけます。無垢材を削り出して作られた角のようなデザインは作品のデザインポイントになっています。全長がW210㎝なのに対し木部フレームがW180㎝の為、見た目ほど大きさを感じないように思います。座り心地はよくGE290の傾斜角度が120度なのと比較して傾斜角度が105度とフラットで、ほどよい傾斜角度です。フレーム本体のフラットスプリングとクッションのスプリングとウレタンで構成や張りぐるみの肘掛のおかげで座り心地は申し分ありません。とくにGE236の浅い傾斜角度は着座がしやすく、横になってもくつろげるソファと言えます。


 [参考価格]

haruta / oak / ¥825,000

Cloversky / oak / ¥825,000 

bellbet / teak / ¥1,100,000